LINEを活用したキャンペーン用プラットフォーム「SPコネクト」最新事例 ~ 大手ファストフードチェーンの販促キャンペーンを 『進撃の巨人』とのコラボレーションで展開 ~
幅広いマーケティングソリューションを提供するCDGは、リアル(店頭)とデジタルを融合させた新しいサービスを積極的に開発しています。その一つが、店頭販促キャンペーンの運用プラットフォーム「SPコネクト(*1」です。
「SPコネクト」は、LINEビジネスコネクト(*2を活用しており、店頭販促キャンペーンの応募受付からポイント付与や当落通知までを全てLINE上で完結させることができます。商品の購入者はスマートフォンがあれば簡単にキャンペーンに参加できるため、参加障壁が格段に下がり、参加率を高めることが期待できます。また、LINEのコミュニケーション機能やデータベース連携機能などを活用し、販促キャンペーンを単なる売上拡大だけではなく、重要なCRM 施策として実施することが可能になります。
こうした「SPコネクト」の特徴から、2017年2月のサービス開始以来、マーケティング志向が高い大手飲料メーカーや総合食品メーカー、大手弁当チェーンをはじめとする多くの企業の販促キャンペーンに導入されてきました。
そして、現在、大手ファストフードチェーンで実施されている販促キャンペーンにも「SPコネクト」が導入されています。
日頃のサービスでもお客様の利便性に配慮されているこのファストフードチェーン。キャンペーンでも、ポイント加算や応募が簡単にでき、食事をしながら手間をかけずに楽しくキャンペーンに参加いただけるようにSPコネクトの機能を最大限ご活用いただいています。
対象商品についてくるカードのQRコード(*3をスマートフォンで読み取り、“友だち”に追加したLINEの同フードチェーンの公式アカウントのトーク画面を開くと、応募用シリアルナンバーが自動的に記載されるようになっています。それを送信するだけで賞品応募のためのポイントを貯めることができます。再来店時のポイント加算も簡単にでき、賞品の選択や応募もLINEで行えるとあって、来店された方の多くがその場でキャンペーンに参加され、再来店時にもポイントが獲得できる商品を選ばれている傾向が高いようです。
そしてこのキャンペーンでは、CDGが得意とする人気コンテンツとのコラボ-レーションも実現しています。今回は、同フードチェーンの主要な顧客層の一つである20~30代にファンが多いアニメ『進撃の巨人』を賞品だけでなく、キャンペーンのストーリーとしても展開しました。
エレン、ミカサ、リヴァイという同アニメを代表するキャラクターが、「巨人と空腹から人類を守る」というミッションを持つ「調理兵団」を編成。対象商品にもれなくついてくるカードに描かれた同フードチェーンの制服を着たキャラクターたちは、たちまちSNSでも話題に上りました。
同フードチェーンがこの夏一押しする新メニューのプロモーションとしては、巨人のフィギュア(丼の端に引っかかるタイプ)のプレゼントを実施し、男性客だけでなく女性客の注目も集める結果となっています。
また、ポイントを貯めて応募できる『進撃の巨人』のキャラクターをデザインしたオリジナルグッズも好評で、キャンペーンの実施効果の継続性につながっています。
この他にもいろいろな施策を取り入れた同キャンペーンは、7月上旬まで実施される予定です。ファストフードという手軽さと同時に、こだわりの味とサービスの提供を追求されている同フードチェーン店の魅力を伝えることを第一に、キャンペーンに参加される方々にとっても満足度の高い販促キャンペーンの運用をCDGでは引き続き全力でサポートしていきます。
今後もCDGは、リアル(店頭)とデジタルを融合させたプラットフォーム型のソリューションの開発を進め、お客様企業のマーケティング活動に新しい価値をお届けしてまいります。
*1)「SPコネクト」は、CDGが、LINE株式会社が提供するLINE ビジネスコネクトを活用して、独自に開発した店頭販促キャンペーンの運用プラットフォームです。キャンペーンの応募者が対象商品に貼付されたQRコードをLINEのQRコードリーダーで読み込むだけで、キャンペーンの応募受付から当落通知までを全てLINE上で完結することができます。
また、キャンペーン実施企業は、LINE公式アカウントに登録された応募者である“友だち”に対し、応募締切りや次回のキャンペーンについてなど個別メッセージを配信することができる他、自社の顧客データベースと連携させることも可能で、キャンペーンを効果的なCRM施策として最大活用するための様々な機能を備えています。
*2)「LINE ビジネスコネクト」は、LINE株式会社がアカウントの各種機能を企業向けにAPIで提供し、各企業がカスタマイズして活用できるサービスです。「LINE ビジネスコネクト」を活用することにより、従来の企業公式アカウントのようなLINEユーザーへの一方通行のメッセージ配信だけでなく、特定のユーザーに対してより最適化されたメッセージを送り分けることができるようになります。さらに、ユーザーの同意のもと、企業の持つ既存のデータベースや、自社システムとLINEアカウントを連携させることで、メッセージ配信ツールとしての域を超え、顧客管理(CRM)ツールや、業務ソリューションツールとしての利用も可能になります。(LINEでは、LINEアカウントに紐付いた各企業の顧客データを保持することはありません。)
*3)「QRコード」は(株)デンソーウェーブの登録商標です。